着付け教室を選ぶときのポイントとは?事前に知っておきたい選び方

公開日:2022/04/15  最終更新日:2022/05/17


着物を自分で着てみたいと思う場合、着付け教室がおすすめです。着付け教室は無料のものからそれなりの金額のものまで幅広く存在しますが、どの着付け教室を選ぶかによって着物への意識が変わってきます。今回は着付け教室を選ぶときに事前に知っておきたい選び方をまとめました。

着付け教室の選び方が重要な理由

着付け教室は、教室の選び方を間違えるとトラブルに発展してしまうことが多いです。安易に安いからといって教室に行くと、販売所のスタッフや着付け師に囲まれ、長時間着物の購入を促されたり、必要のない小物を買わされたり、免許取得に多額の費用がかかったりすることもあるかもしれません。

着付け教室では他の習い事に比べ、こうしたトラブルが多いです。国民生活センターに寄せられる相談にも「着付け教室で高額の着物を買わされた」などの相談が多く寄せられています。

無料やワンコインで着付け教室を行っているようなところは、業者が販売の客寄せを目的としています。教室の費用を業者が負担する代わりに、着物に興味のある人を集めて買わせるといった無料商法、セミナー販売、展示販売といわれるものです。

教室に安く通うことができても必要のないものを購入させられたり、無駄に高額な物を買わされたりしては、最終的に損をしてしまい着物という文化自体が嫌になってしまいますね。こうしたトラブルを防ぎ教室を選ぶときには、事前の下調べを行い、自分の目的に合った着付けを習うことができるかどうかを確認しましょう。

■着付け教室を選ぶときに重視したいポイント

着付け教室を選ぶときに重視したいのは、自分が何を目的として着付けを習いたいのかをはっきりさせることです。自分で着物を着ることが目的なのか、人に着物を着付けることが目的なのか、免許を取って仕事として生かしていきたいのか・・・。

その目的のすり合わせがうまくいかないと、習っていても技術を習得できなかったりする場合もあります。着付け教室は、全国にたくさんあるので自分に合った着付け教室を見つけて着物を楽しめるといいですね。

■着付け教室を選ぶときのポイント

ここでは、着付け教室選びのポイントをまとめました。主なポイントは以下の通りです。

・着付けをしたときの着物のスタイルが自分に合っているかどうか
・通いやすいところにあるかどうか
・料金は他と比べて高すぎたり安すぎたりしないか(ネットの口コミなどもチェックするとよいです)
・お免状や資格が取れるか
・練習用の着物や帯を借りることができるか
・グループレッスンか個人レッスンか
・授業の振替えができるか
・授業を直接見学することはできるか(自分の目で見て雰囲気を確認することは大切です)
・カリキュラムの中に販売会が含まれているか
・ホームページには必要事項が掲載されているか

教室選びに必要なポイントをまとめました。最初は様子を見に行くのに勇気が必要ですが、着付けは一度習って技術を覚えると日常的に着物を楽しむことができるようになります。

人生を豊かにしてくれる着物をもっと身近に感じるためにも、着付け教室へ参加してみましょう!

教室を直接見学に行くなら講師の体型をチェック!

着付け教室を選ぶときには講師の体型も重要です。自分と同じような背丈、体格の人のほうが着付けを習いやすいためです。極端に背の高さに違いが出てしまうと、おはしょりの作り方や袷の見え方が変わってきます。着物は体型によって補正の仕方も変わってきます。

講師の人と体型が近いと上手な補正の仕方も教えてもらえるでしょう。自分の身長が高めだと思っている人は、身長の高い講師を探すとよいでしょう。背が小さくておはしょりが出すぎてしまうような場合は、着付け教室に通う受講生の人をみて自分と近い人がいないか確認してください。

細かいアドバイスがもらえたり、どうしたら着物をキレイにきれいに着ることができるかなど一緒に考えることができます。胸が大きくて悩んでいる人は、他の受講生の体型を見て自分に近い人がいたら補正の極意を聞けるような環境が整うと、着物をより楽しむことができるでしょう。

着付け教室を選ぶときの注意点

着付け教室を選ぶときに、注意したいポイントは販売会が含まれているかどうかです。着物は一般的に高額ですが、探せば比較的安価なものも手に入れることができます。老舗呉服店が主催の着物教室や無料で行われる着付け教室の場合は、そうした販売会が含まれる可能性があります。

販売や勧誘を自分にとって必要ないからと断ると、その後の教室への参加を断られたり、修了証書を発行してもらえなかったりということにもなりかねません。着物は優雅な文化ですが、時には悪用しようとする人もいるため、気を付けましょう。

■もしも被害にあってしまったら

もしも着付け教室で高額な着物や帯を買わされてしまうことがあったら、クーリングオフ制度を利用しましょう。クーリングオフとは、契約後に一定の期間内であれば一方的に(無条件・無理由で)契約を解除できるよう定められた制度です。契約から一週間ほどはこの制度を利用して契約を無効にできます。

 

着物が長時間着崩れないようにするためには、それなりの技術が必要になってきます。着付け教室では、そうした願いをかなえることができます。きれいに着物を着ることができるようになると、春夏秋冬を楽しむ感覚が研ぎ澄まされ、一瞬一瞬を大切にできるようになります。

しかし、着付け教室の中には純粋に着物を楽しみたいという気持ちをもてあそぶような人もいます。着付け教室選びは、自分の身を守るためにも慎重にじっくりと検討してみてくださいね。

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